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岡山県倉敷市の人間ドック・検診関連情報

胸部レントゲン検診と検診の重要性

倉敷市では、胸部レントゲン健診として肺がん・結核検診を実施しています。検査項目は、40歳以上の市民を対象として胸部X線検査、原則50歳以上で喫煙指数（1日当たりの喫煙本数×喫煙年数）600以上の市民を対象として喀痰検査を行っています。なお、喀痰検査は胸部X線検査と同時に受診を行っています。がんは、早期発見ができれば治る可能性の高いと言われる病気です。岡山県におけるがん登録2011によると、がんが「検診で発見」できた場合、根治的治療ができている人は90.8％です。一方、がんを「検診以外で発見」した場合、根治的治療ができている人は53.7％と、その違いは明らかです。検診を通して、がん等の早期発見に取り組むことが重要です。

倉敷市に死因別死亡の割合

平成27年度倉敷市保健衛生年報によると、平成26年度倉敷市死因順位は、国・県と同様1位がん、2位心疾患、3位肺炎、4位脳血管疾患です。がんの割合は28.6％と一番多く、心疾患15.2％、肺炎12.4％、脳血管疾患10.1％となっています。順位は昨年度と変化はないものの、これらの死亡割合は年々増加傾向にあります。

ウォーキングマップの作成

倉敷市は、倉敷市健康増進計画「健康くらしき21」の運動分野において、健康づくりのために「運動習慣者を増やす」ことを重点指標にあげています。「運動習慣者」とは、「1回30分以上、週に2回以上、1年以上」運動を継続している人と定義づけされています。（厚生労働省国民健康栄養調査より）そこで、誰でもいつでも気軽にできるウォーキングに着目し、ウォーキングを通じて、健康づくり、ひいては地域づくりにつながることを目的に、地域の健康づくりボランティアである愛育委員会などが主体となり、「くらしき　まち歩き　さと歩きマップ」を作成しました。このマップを活用して、各地区でウォーキング大会なども開催されています。

「くらしき健康応援ガイド」

「くらしき健康応援ガイド」とは、健康づくり、健康長寿のイベントや健康講座など、全地区の予定や出前講座の内容・申し込み方法等の情報を分かりやすく掲載したリーフレットです。「くらしき健康応援事業」の一つとして、年に2回作成・発行されています。知っているようで知らなかった健康行動への入り口となる情報を、楽しくわかりやすく伝える講座として、出張型健康講座「くらしき健康応援団講座」の情報等が掲載されています。

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