イムス太田中央総合病院　健康管理センター

追加費用によって胃部X線検査から胃カメラへの変更に対応

イムス太田中央総合病院　健康管理センターは、検査コースとして「人間ドック（胃部X線検査）」を提供しています。現在の健康状態を総合的にチェックすることが主な目的です。主な検査項目には、血液検査や胸部X線（レントゲン）検査、腹部超音波（エコー）検査、安静時心電図検査、便潜血反応検査などがあります。
胃（と食道、十二指腸）の検査項目には「胃部X線検査」を設定しています。受診者が希望する場合は、受診費用（5,500円）を追加することにより、オプションの「胃カメラ」への変更に対応しています。

肝機能・消化器・がん・脳卒中などのリスクの検査も重視

当院の「人間ドック（胃部X線検査）」で調べる具体的な疾患リスクとしては、まず生活習慣病があります。メタボリックシンドロームを調べる意味からも当院はこれを重視しています。加えて、肝臓の機能や消化器の評価も重視しています。
当院は、消化器系の診療に注力している総合病院に併設されており、人間ドック受診の結果、もし何らかの所見があった場合の精密検査や診療にスムーズに移行する体制が用意されていると考えています。さらには、がんや脳卒中のリスクの早期発見も重視する事項としてあげられます。

糖尿病の確定診断に重要なブドウ糖負荷試験が追加

イムス太田中央総合病院 健康管理センターは、検査コースとして「1泊2日人間ドック（胃部X線検査）」を設定しています。日帰りの「人間ドック（胃部X線検査）」に検査項目がプラスされることが特徴です。たとえば血液検査では「ブドウ糖負荷試験」が追加されます。糖尿病の確定診断のために重要な検査項目です。
この検査は、まず空腹時血糖を測定し、その後一定量（75g）のブドウ糖水溶液を飲み、1時間後および2時間後に血糖値がどのように推移するかを検査します。宿泊場所は、当院が提携している温泉宿泊施設になります。旅行を兼ねて受診する人も少なくありません。

胸部CT、頭部MRI/MRA検査、腫瘍マーカーなどを用意

当院は、受診者のニーズに応え、1度の受診でなるべく総合的に疾患リスクを調べるため、複数のオプション検査を用意しています。
希望が多いオプション検査の例としては、胃がんリスクを調べる「胃カメラ」のほか、肺がんリスクを調べる「胸部CT検査」、脳卒中リスクを調べる「頭部MRI/MRA検査」などがあげられます。また、がんリスクを評価する腫瘍マーカー検査（血液検査）も複数用意しています。具体的には、前立腺がんを調べる「PSA」、肺がんを調べる「CYFRA」などがあります。

全身の健康チェックとともに女性特有のがんリスクを検査

イムス太田中央総合病院　健康管理センターは、女性受診者向けの検査コースとして「レディースドック（胃部X線検査）子宮・乳がん検査付き」を提供しています。全身の健康チェックと同時に、乳がんや子宮頸がんのリスクの早期発見を目的とする検査コースです。
乳がんは、女性にとって部位別がん罹患数（がんと診断される数）1位で増加傾向にあります。また、とても幅広い年齢層で罹患するということもあり、当院では早期発見に注力しています。

子宮体がん・卵巣がんを調べるオプション検査も用意

当院は、すべての女性に「レディースドック」をぜひとも受診してほしいと考えています。自己診断に頼らず、乳がん・子宮がんに関する知見を持つ健診施設で検査を受けることが、がんリスクの早期発見に有用であると考えられるためです。
当院のレディースドックは検査項目として、乳がんを調べる乳房X線検査（マンモグラフィ）、子宮頸がんを調べる子宮頸部細胞診を設定しています。加えてオプション検査として、子宮がん・卵巣がんを調べる「子宮・卵巣超音波（エコー）検査」、子宮体がんを調べる「子宮体部細胞診」も用意しています。

イムスグループとしての連携体制を活用した遠隔読影

イムス太田中央総合病院　健康管理センターは、群馬県を含む関東・東北・北海道などで総合病院・診療所などを展開するイムスグループの一員です。そのため当院で提供する人間ドックの画像診断の読影に関しては、検査対象の知見を持つ医師による遠隔読影を実施するなど、グループでの連携機能を活用しています。
また、当院は総合病院に併設された健康管理センター（イムス太田中央総合病院とは別棟のD館）で人間ドックを提供しています。病院とは別の建物にすることにより、施設内で検査を完結させるとともに、院内感染の予防にも有用と考えています。