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群馬県の人間ドック・検診関連情報

住民健診の重要性

群馬県の地域がん登録によると、住民検診が実施されている胃と大腸、肺、乳房、子宮頸部では、がん検診または健康診断、人間ドックが発見のきっかけとなった症例の割合は、胃で24.8%、大腸で21.5%、肺で17.6%、乳房で27.3%、子宮頸部で37.2%となっています。中でも前立腺においては、がん検診や健康診断・人間ドックが発見の契機であった症例の割合は40%を越えるなど、人間ドックや検診を積極的に受診することが、がんの早期発見に繋がると言えます。

受動喫煙の状況

群馬県の平成28年度県民健康・栄養調査によると、肺の疾患に繋がる可能性のある受動喫煙に関して、過去1か月間における受動喫煙の機会を有した者の割合は場所別に見ると、「飲食店」で44.5%、「職場」で35.6%、「遊技場」で34.0%となっています。一方で、「家庭」においては16.3%であり、プライベートな空間における受動喫煙の機会は公の空間に比べて割合が低いことが特徴的です。

県民の健康推進

群馬県では、県民の健康推進を目的として、健康情報を発信する施設を登録し、健康づくりを気軽に目指すことのできる環境整備を進めております。2018年8月現在、県内587の施設が登録をしており、各施設では健康情報を提供するスペースを確保してもらい、そこに掲示板とチラシ立てを設置していただいています。対象となる施設は社会福祉施設や教育機関、小売店舗など様々です。

医師確保事業の展開

群馬県では医師数を確保するために、ドクターバンクという事業を展開しています。ドクターバンク事業では、群馬県内で働きたいと考えている医師の方と、県内の医療機関の仲介を行っています。具体的には、県内医療機関から提供を受けた医師求人情報をホームページ上で掲載し、また、医師からの求職に関する相談受付や就業先の紹介などを行っています。これらの事業は県が行う無料の職業紹介事業です。