ヘルスケアクリニック厚木の写真・動画・インタビュー
ヘルスケアクリニック厚木インタビュー
人間ドックや健診で、自身の健康状態を見つめなおす時間を得ていただき、より充実した楽しい人生を受診者の皆さまに送っていただければと思います
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【Dr.インタビュー】院長:神戸 義人 先生
「すこやかな未来をつくる」という理念の実現のために、予防医療に携わるわれわれに何ができるのかということを日々考えながら健診業務に努めております。また、受診者の皆さまが健康でより豊かで幸せな人生を送ることが社会全体の豊かさにつながると考えておりますので、皆さまの健康をサポートするため予防医療の質を上げ、病変の早期発見・早期治療につなげられるように、1人でも多くの方に健診を受けていただける体制を整えています。
ヘルスケアクリニック厚木に掲げられていらっしゃる理念について、詳しく教えてください。
当院では、「すこやかな未来をつくる」という理念を掲げております。この理念を実現させるために、来ていただく、受診者の皆さまの1人ひとりを大切に考え、予防医療を提供できるようにスタッフ一同心がけています。その結果、健康長寿の方が増えることにより、受診者さまご本人を始めとしてそのご家族の方、また社会全体がより豊かになれるようなサポートができればよいと日々思いながら業務にあたっております。
受診者の皆さまと接するうえで特に気を付けていらっしゃることがあれば、お話をお聞かせください。
受診者の皆さまの治療がメインになる医療機関と違い、当院は予防医学がメインであるため、短い時間であっても受診者の皆さまにはしっかりと理解して納得していただけるようにきめ細やかな対応を心がけています。例えば、日頃の健康のことで気になっていることについて相談された方に対しては、その場で全てを解決できるわけではありませんが、そこで可能な限りのお話を伺ってどのような対応をすることが望ましいかという案内をしています。
健診の受診を推奨するような方々や頻度や生活習慣などについて詳しく教えてください。
特別この地域に多い疾患というものは今のところ把握できているわけではありませんが、せっかく健診によって発見された生活習慣病のリスクをそのまま放置してしまう方が多いように感じられます。そういった方々に少しでも病気に対する意識を持っていただいて意味のある対応をしていただけるように、われわれ予防医療に携わる人間としてもっとどのようなことができるかということをスタッフと常に考えながら業務にあたっております。
検査結果表は、どのくらいの期間で受診者の方の手元に届きますか?
だいたい、3週間を目安に受診者の方のお手元に届くように郵送をさせていただきます。ただし、契約内容によっては、もう少しお時間をいただくことがありますので、受診されるときに一度確認をしていただければと思います。また、健診の結果、再検査や治療が必要となった場合は、結果報告書に所見を載せておりますので、そのときは速やかにかかりつけの医院や二次検査を行える医療施設を受診していただければと思います。
導入されている医療機器などでこだわって導入されたものなどがありましたら教えてください。
最近は、乳がん検診を受ける方もとても多くなっているため、当院でもマンモグラフィの機械の入れ替えを行い新しくいたしました。そのため、より受診者の方を思った乳がん検診を提供できるようになったのではないかと思っております。これまでよりももっと多くの方にご利用いただき、乳がんの早期発見、早期治療につなげていただければと思います。
レディースデーを設定されているとのことですが、詳しくお話をお聞かせください。
女性受診者の皆さまより、レディースデーを設けてほしいと以前から要望を多くいただいておりました。そのため、当院では毎週木曜日をレディースデーに設定し、子宮内診、心電図、マンモグラフィ、乳腺エコーなどを主に女性スタッフで行っております。また、木曜日は女性受診者の方のみとさせていただいておりますので、他の男性受診者の方の目線を気にすることなく、ゆったりとした気持ちで健診を受けていただける環境になっており、女性受診者の方からは大変好評を得ており、喜ばれています。
胃カメラの要望が非常に多いということですが、どのように対応されていらっしゃいますか?
当院では、胃カメラのご希望を大変多くいただいていたため、2018年4月より常勤の医師を増やしました。それにより予約数を増やすことが可能になり、以前は受診までお時間をいただくことが多かった胃カメラ検査も、受診希望日の2日前まで予約可能で、より多くの受診者の皆さまにご利用していただくことができるようになりました。ご予約は、お早めに連絡をいただければご希望通りにご予約をいただけることが多いです。
胃カメラの他には、受診者の皆さまから要望が多い健診などはありますか?
胃カメラの他には、脳ドックに関する要望が非常に多くありました。そこで、近隣の脳神経外科クリニックと提携し、院外にはなりますが対応できるようにいたしました。やはり、脳の病気は命が助かったとしても重篤な後遺症を残す確率が非常に高いため、受診者の方も脳の検査に関しては他の検査よりも関心が高いのかもしれません。
受診者の方が、健診を受けやすい環境作りはどのようにされていらっしゃいますか?
平日は、お仕事などがあってなかなか人間ドックや健診を受けに行く時間がないという方がたくさんいらっしゃいます。そのため、当院では平日お忙しい人にも定期的に健康チェックをしていただきたいという想いから、土曜日も健診を受け付けております。受診者の皆さまが少しでも人間ドックや健診を受けやすい環境を整えていくことで、1人でも多くの方の健康をサポートできたら良いと考えています。
予防医療の重要性について、先生のお考えを詳しくお聞かせください。
人間ドックや健診によって自身の身体が現在健康を維持できていると確認した上で、健康長寿で充実した楽しい時間が過ごせるということは、受診者の皆さまにとって非常に幸せなことだと思います。また、健康長寿の方が世の中に増えてくるということは、現在膨大につぎ込まれている医療費の削減につながることが大きく期待され、社会的にも微力ではありますが、お役に立てているのではと思っております。
健診業務にかける先生の熱い想いについて語っていただければと思います。
人間ドックや健診施設に求められ、期待されていることは何だろうと時々ふと考えることがあります。今の所私なりに出せている答えは、自身の健康状態を知るきっかけを得ていただくことができるということです。ある程度の健康が確認でき、それにより、いつも通りに仕事ができたり、好きなことをして楽しく過ごせるといった時間を持っていただくことが、その方にとっての幸せなことであると私は考えます。