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堀川病院インタビュー

予防医療に従事し、ヒアリングやアドバイスに力を入れて健康寿命アップを目指します。

Dr.インタビュー:近藤 泰正 理事長
当院は健康寿命アップに貢献していくために、地域の方と一緒に運営を行うなど予防医療に従事しています。健診を受けてそのままという方も多いので、きちんとフォローアップをすることで負担のない治療に取り掛かっていただけるようお手伝いを行います。あくまでも受診者様の意見を尊重し、痛みの少ない検査ができるよう心がけていますので、些細なことでもなんでもご相談ください。

  • 貴院を訪れる受診者のプロフィールや、健康意識の傾向について教えてください。

    当院は、地域の方と一緒に運営をやっている特徴があります。疾病の治療だけでなく、予防が大事という意識の共通点により成立しています。この10年ほどで日本はかなりの長寿国になりました。先のことを考えたときにも疾病予防は大切であり、予防医学に対する認識が皆さん変わってきているような気がします。今後もこの疾病予防活動を続け、より健康寿命のアップに貢献していきたいと考えます。

  • 予防医療の重要性について教えてください。

    ドックを行う目的は、メタボの指導とがんの早期発見の2点が挙げられます。特にメタボに関しては今からしっかりと指導していかないと、20年後の健康は保たれないとお伝えします。また、以前まではがんになると不治の病でしたが、早期発見すれば治癒する時代になってきました。そのため、健診のあり方や方法も少しずつ変わってきており、良い形で皆さまにご提供できればと思います。

  • 一般健診とは別に、任意型健診を受けることの意義について教えてください。

    毎年きちんと健診を受けるのに、それにより見つかった疾病治療をほとんど行わない方が多いです。人間ドックの目的は、早期に発見することで治療の負担を減らすこともありますので、きちんと受診してください。特別な検査でなくてもこちらでヒアリングをして、その方に合った検査をご提案します。これができるのも任意型健診の特徴ですし、より細かい検査が可能ですので、疾病発見の可能性が高まってきます。

  • 半日人間ドックについて教えてください。

    当院で行っている人間ドックは、人間ドック学会の指標を基にしてガイドラインを設け、基準値も定めています。こうすることで、健診機関が変わってもばらつきのない検査ができるようにしています。人間ドックを受けに来る方はご自身の健康に不安をお持ちの方も多いです。そのため、その方が持っている既往歴や家族歴をしっかりとヒアリングし、必要な検査を漏らさないようにすることを大事にしています。

  • 上部消化管検査について教えてください。

    胃カメラで一番つらいのは嘔吐反射です。経鼻内視鏡を行うことで、嘔吐反射はほとんどなくなり楽に検査を受けていただくことができます。また、鼻からの場合は会話もできますので、状況をお聞きしながら臨機応変に対応いたします。半分以上の方が経鼻内視鏡をご希望されますし、当院でも推奨しています。胃部X線検査ではなく胃カメラを行うことで、より診断能力も高まると考えています。

  • 腫瘍マーカー検査について教えてください。

    がんの早期発見をするための検査は実は意外と少なく、守備範囲が狭いです。そのため、腫瘍マーカー検査を行いがんに対する範囲をぐんと上げていくことが目的です。腫瘍マーカー検査は血液検査で実施可能で、簡易な検査ですし、内視鏡検査などに追加するだけでがんの早期発見により近づきますのでオプション追加をお勧めしています。

  • 頭部MRI/MRA検査について教えてください。

    一般の人間ドックでは、頭部に関しての検査はほとんどないのが現状です。そのため、脳梗塞や脳血管障害を持っていても、健診ではまず引っかかることはありませんので気づかずに進行してしまいます。特に家族に脳疾患をお持ちの方は、発症リスクも高まりますし、突然死を防ぐためにも頭部MRI/MRA検査は非常に重要だと考えています。自発的におこなえば早期に発見できますので、ぜひオプション追加してみてください。

  • 画像検査の読影体制や、結果報告の方法について教えてください。

    当院ではすべての検査を受けていただいた後に診察を行います。そのため、その時までに結果が出ている検査に関してはすべてその場でお伝えが可能です。確実に栄養指導や運動指導が必要だと判断した患者様にも、その場で指導を行いご自宅での実践に活かしていただいてます。それ以外の結果に関しては後日の郵送になりますが、疑問点などありましたらご連絡いただければ改めて説明の時間を設けることは可能です。

  • 施設内環境や接遇について教えてください。

    人間ドックを受ける際には、絶食をお願いしますので、なるべく午前中に終われるよう午後のドックは行いません。朝来ていただければお昼には終わりますので、短時間で完了します。どうしても午前中のご来院が難しい方には、土曜日や日曜日の受診をお願いしていますので、ご都合に合わせてお越しください。

  • メッセージをお願いします。

    近年さまざまな疾患が増える中で、健診の意義は非常に大きくなっています。健診を受けることである程度の疾患の早期発見にはつながりますし、ご自身の健康を守ることができます。もちろん受けっぱなしではなくその後のケアも大事になりますので、当院ではアフターフォローもしっかりと行っていきたいと思っています。みなさんの健康のお手伝いを少しでもさせていただければ嬉しいです。

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