総合東京病院の写真・動画・インタビュー
総合東京病院インタビュー
分野毎の医師が多数常駐し、手厚いフォロー体制が魅力です。
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【Dr.インタビュー】理事長:渡邊 貞義 先生
当院は、がん・脳疾患・心疾患の三大疾患に非常に力を入れております。そのため、それぞれの分野の医師が常駐し、機器も多数取り揃えることで、患者様が気兼ねなく健診に臨み、なおかつしっかりと診断ができるような体制を整えています。総合病院の強みを生かし、アフターフォローもしっかり行います。
貴院を訪れる受診者のプロフィールや健康意識について教えてください。
今、日本の死亡の原因一位は圧倒的にがんです。そこで、グループを挙げて早期発見していこうと取り組んでいます。まず地域の方にしっかり密着をして、健診の重要性を伝えています。体調が悪いと感じたときにいち早く対応し、命に係わるところまで悪化する前に対処していきたいですし、がんだけではなく心臓や脳の疾患についても非常に力を入れて行っているのが、当院の大きな特徴です。
予防医学の重要性について教えてください。
二人に一人はがんになるといわれている時代です。疾患の中でも非常に怖いイメージのあるがんですが、実は早期発見できればそれほほど怖い疾患ではありません。医学は日々進歩しており、今ある治療方法でも十分に助かる可能性があることも分かっていますし、いかに早く見つけるかが重要なカギとなるのです。そこで、われわれは市民公開講座を行い、市民の皆さんに早期発見の重要性をお伝えしています。
一般健診とは別に任意型のドック・健診を自発的に受診することの意義について教えてください。
通常行われている一般健診は、がん検診とは異なりますので、発見された時には進行しているケースが多いです。そのため、人間ドックというがんに特化したかたちで検査をすることで、より細かい病変まで見ることができるため早期発見につながります。また、脳ドックを受ければ認知症や脳梗塞の可能性についても早い段階で知ることができます。健康の維持を図るためにも、定期的な人間ドックの受診をお願いします。
PET-CTがんドックの特徴や強み、受診を推奨したい年代やプロフィールについて教えてください。
ガンを早期で見つけるために優れているのがこのPET-CT検査です。1cmを過ぎると急速に増大するガンを、1cm未満で発見することができます。40歳を過ぎたら年に一回はPET-CT検査の受診をお勧めします。特に家族にがんの方がいる場合は、発症リスクも高まる傾向にありますので、若いうちから受けられるとなお良いかと思います。
PET-CT検査をより多くの方に提供するために行っていることは何ですか?
PET-CT検査を土曜日に行っている施設は非常に少ないですが、当院ではより多くの方に受診していただきたいという思いから、土曜日でも検査ができる環境を整えております。子育て中の方やお仕事が忙しく、平日になかなか時間が取れない方に大変喜ばれています。
PET-CTがんドック+脳ドックについて教えてください。
PET-CT検査は、全身のがんをチェックする目的で行います。脳ドックは、脳卒中や認知症リスクについて調べるほかに、脳血管の病気や脳動脈瘤の有無を確認する大切な検査です。脳梗塞がある場合には心疾患の疑いも出てきますし、この二つの検査を行うことで、三大死因の早期発見を網羅することができるのです。
結果報告・読影体制について教えてください。
画像検査の読影体制は、各科の医師に来てもらいチームで確認することで、見落としをなくす取り組みをしています。また、脳ドックに関してはダブルチェックはもちろんですが、ベンチャー企業と協力し、AI技術を使って脳動脈瘤がないかどうか確認できるようになりました。こうした質・クオリティーをさらに向上していくよう努めています。医学は日々進歩していますので、より良い医療を提供するためには新しいものをどんどん取り入れていかなければいけないと思っています。
受診環境のこだわりについて教えてください。
診療科と区別された予防医学センターを設けていますので、院内感染の予防やスムーズな検査につながっています。健康な人と病気の人を分けることも、予防医学にとっては重要なことだと考えます。また、スタッフの挨拶は徹底しており、どなたでも気持ちよく過ごしていただけるよう環境づくりに徹しています。お気軽に当院をご受診ください。
総合東京病院の強みをお聞かせください。
われわれは三大疾患であるがん・脳・心疾患をマネジメントしようと強い思いを持っています。そこに力を入れていますので、スタッフの数も多く、様々な医師をそろえています。そのため、急性期疾患にもしっかり対応していける環境が整っています。地域医療含め、全国に羽ばたいていける先進医療を含めた病院作りをしていきたいと思っています。