生活習慣の改善指導にも注力する佐賀県中央部の地域医療を担う健診施設
医療法人ひらまつ病院は、予防医学の重要性について、生活習慣病や日常生活、そのための指導に重点を置いています。
健診では現状の生活習慣病の有無を確認して、症状に準じた栄養指導・生活指導を1次予防として行っています。健診でなにかしらの疾患が発見された場合には早期治療に着手し、手術歴のある方は病歴などをヒアリングして健診結果をもとに必要であればリハビリ指導も行います。このような一連の指導を行っていくという意味で、総合的な予防医学を「健診」のなかで心がけています。
また近年では「地方医療の崩壊」について示唆されますが、当院のある佐賀県の中心部も公的な機関で医療を担う施設がないのが現状です。その背景を踏まえて、このエリアの中心部となる小城地区、多久地区を、立地条件をいかして当院が地域の医療を担うことができるのではないかと考えています。
現在健診受診者は40~50代の働き盛りの方が中心です。しかし気になるのは、定年退職後、会社での健診義務がなくなった方です。特にこれまで元気で健診へ行く機会がなくなった方がその後がんなど大きな病気にかかることがあります。高齢の元気な方にこそ受診を推奨します。
ひらまつ病院のこだわり
健診で病気を見落とさない・見逃さないために徹底した検査を目指して
大病を見逃さないため一般健診と併せてオプション検査も推奨
ひらまつ病院は、人間ドックの検査コースとして「日帰り人間ドック」「1泊2日ドック」などを設定しています。「日帰り人間ドック」では、一般的な健診、血液検査、レントゲン、心電図などの検査を行います。当院での経験上、通り一遍の検査だけでは見逃してしまう大きな病気というものがあります。
たとえば、レントゲンでの肺がん発見率は非常に低く、全体的に見つからない肺がんというのはたくさんあります。特に1日20本以上、20年以上の愛煙者については、オプション検査にはなりますが、率先してCT検査を推奨しています。(肺がんドック、胸部CT検査5,000円)
胃に関しても、年に1度は胃カメラを受けるように推奨していて、健康そうな方にほど一般健診にオプション検査を加えるように勧め、できるだけ精密な健診ができるようアドバイスしています。
早期がんを見落とさないために胃検査では胃カメラを標準設定
当院の「ひらまつ日帰りドック」「ひらまつ1泊2日ドック」では、胃の検査として「胃カメラ」を標準設定しています。バリウムでの胃検査はどうしても発見率が低く、早期がんも見落とされることがあります。当院では胃検査について「今はバリウム検査の時代ではない」と考えております。そのため、受診者全員にカメラ検査を受けるよう説明しています。
胃カメラはきついイメージが多いですが、最近では細径ファイバーという経の細い鼻から入れるカメラの準備をしているので、希望があれば細径ファイバーで鼻からの胃カメラ検査も可能です。それでも、検査中に「眠って検査を受けたい」という希望があれば鎮静剤を投入して検査を行うようにするなど、苦痛軽減のために工夫しています。
生活改善を促す保険・栄養指導も重視した「ひらまつ1泊2日ドック」
健診の緊張をほぐし無理のなく検査を行うための「ひらまつ1泊2日ドック」
ひらまつ病院では「ひらまつ1泊2日ドック」を設定しています。「ひらまつ1泊2日ドック」は、「ひらまつ日帰りドック」の検査項目をベースに「動脈硬化検査」「保健・栄養指導」が加わったコースです。より多くの検査を実施するだけでなく、検査ということで緊張して来られる方が多いため、検査終了後にはゆっくりして帰っていただきたいという思いで、宿泊が可能な検査を取り入れています。
また、現実的には1日で全ての検査を行うことは不可能と考えています。たとえば大腸検査と胃カメラは同じ日にはできないので、胃検査後に1泊していただき2日目に大腸検査を行うというような順番となります。
また宿泊の場合だと、前日に行った検査結果を翌午前中に説明し、必要に応じて栄養指導・生活指導を行うこともできます。
肥満や生活習慣病を予防するための保健・栄養指導の実施
「ひらまつ1泊2日ドック」には健診項目の中に「保健・栄養指導」も含まれています。近年、食生活の改善についてのさまざまな情報が流れていますが、実際には多くの方が、栄養や食生活改善のための詳しい話はあまり聞いたことがないと言います。
食生活については、自分本位の食べ方をされている人が大変多く、そうすると肥満や生活習慣病などの疾患リスクは必然的に増えてきます。せっかく人間ドックを受診していても、食生活が原因となる疾患リスクがある方には、当院の管理栄養士が細かな栄養指導・食事指導を行って生活習慣の改善を促します。
読影は徹底したダブルチェック/受診者の理解を深める検査結果の説明
読影は健診担当と放射線科の医師でのダブルチェック/CT画像は外部チェック
ひらまつ病院では、画像検査の読影について、健診担当医と放射線科の医師の二重チェックを行なっています。またCT検査については、大学からCT画像の読影に詳しい先生に来てもらって読影をしてするという方法でダブルチェックの体制をとっています。
また検査結果について、1泊2日ドックでは、検査の翌日に結果説明をして帰ってもらう流れになっています。日帰りドックでは、検査結果が出ない部分があるので、3週間から4週間ほどで検査報告という形で検診を行います。
検査結果の説明は将来的な病気の発症を左右する重要事項
当院では、検査の結果「要精密」という結果が出た場合、近隣の方であれば当院へ来ていただきますが、交通上の問題などがある場合には、受診者が希望する病院へ紹介を行っています。このように検査をしたら終わりではなく、異常が見つかった場合には当院・他院含め受診を勧めるなど今後必要なフォローを行います。
結果だけを渡しても、正直なところ受診者があまり理解していないことも多いので、今の現状を理解していただくように努めています。今のうちに改善しておかないと将来的に病気を発症するということを伝えるためにも、検査結果を説明することは重要なことと当院では考えています。
生活習慣による疾患リスクを予防、健診から治療までを一貫して提供
将来的な疾患リスクを見据えた生活改善と年に1度の定期健診を推奨
40~50代の若い方は病気が少ない年齢ではありますが、最近は生活習慣によって肥満率も高く、お酒をたくさん飲む方は将来的な肝臓疾患、脂肪肝による肝臓がんのリスクも高まります。将来大病をしないためにも生活習慣の改善をしていくことは何より大事です。
ひらまつ病院のある佐賀県は喫煙率が高く、たばこは肺がんだけでなく膀胱がんなど全身のさまざまながん発症リスクを高める要因となります。禁煙できることが一番ですが、難しい方には健診時にオプション検査を追加してより精密な検査の推奨をしています。
診療科のある当院では、健診で異常が見つかった場合もすぐに検査ができる環境が整っています。また治療や手術についても大筋の対応が可能です。
健診は最低でも年に1度受けていただくことをおすすめしています。働き盛りの方だけでなくがんの確率が高まる高齢者の方も定期的な検診を受けていただきたいと思っています。
検査に対し緊張している受診者とのコミュニケーションを重視
当院では「笑顔、和、思いやり」を基本理念に掲げています。検査を受ける受診者は「何か病気が見つかるんじゃないか」と非常に緊張して来るので、当院ではできるだけコンシェルジュあるいは検査部の看護師を中心に、受診者へ声かけを行うということを心がけています。当院のスタッフと会話をすることによって、少しでも気持ちがリラックスできて、受診者が今気にしていることやその人の病歴を、話してくださることで、より良い健診ができるのはないかと考えています。
また、当院内にて託児サービスを行なっていますが、事前登録があれば人間ドック受診者も利用可能です。
医師・スタッフ
院長:加藤 雅人 先生
院長の加藤です。
地域のホームドクターとして、皆さまの健康をサポートできるよう努めてまいりますので、
気兼ねなく何でもご相談ください。
【略歴】
1979年 鹿児島大学医学部 卒業
1979年 九州大学医学部第一外科 入局
1980年 九州労災病院 勤務
1987年 国家公務員共済組合 浜の町病院 外科
1999年 国家公務員共済組合 浜の町病院 胸部外科部長
2007年 浜の町病院 緩和ケアチームチーフ
2008年 浜の町病院 外科部長
2014年 唐津赤十字病院 呼吸外科部長
2016年 ひらまつ病院 院長就任
専門医 読影W 男女共通 全年代 事前郵便物あり オプション検査あり
◆日本医学放射線学会認定 放射線科専門医、日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医、日本消化器病学会認定 消化器病専門医が対応致します。
… 続きをみる
- 検査
内容 -
- 基本検査
- 血液検査
- 尿素窒素
- LDH
- 抗体検査
- X線撮影
- エコー
- CT
- 内視鏡
- 循環器系
- 肺検査
- 尿/便検査
37,400円
(税込)- がん・生活習慣病などを早期に発見したい方
- がんのリスクを徹底的に調べたい方
- がんを早期に発見したい方
- 健康診断など簡単な検査しか受けたことがない方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 オプション検査あり
◆日本医学放射線学会認定 放射線科専門医、日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医、日本消化器病学会認定 消化器病専門医が対応致します。
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- 検査
内容 -
- 基本検査
- 血液検査
- 尿素窒素
- LDH
- 抗体検査
- X線撮影
- エコー
- 内視鏡
- 循環器系
- 肺検査
- 尿/便検査
35,200円
(税込)- がん・生活習慣病などを早期に発見したい方
- がんのリスクを徹底的に調べたい方
- がんを早期に発見したい方
- 健康診断など簡単な検査しか受けたことがない方
ひらまつ日帰りドック+サリバーチェッカー(AIだ液がんリスク検査)
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 オプション検査あり
人間ドック当日に検査キットをお渡しします。後日、自宅でだ液を採取後、運送会社が集荷に伺います。
◆基本検査、血液検査、胸部X線検査、胃の検査、 … 続きをみる
- 検査
内容 -
- 基本検査
- 血液検査
- 尿素窒素
- LDH
- 抗体検査
- X線撮影
- エコー
- 内視鏡
- 循環器系
- 肺検査
- 尿/便検査
55,200円
(税込)- がん・生活習慣病などを早期に発見したい方
- がんのリスクを徹底的に調べたい方
- がんを早期に発見したい方
- 健康診断など簡単な検査しか受けたことがない方
ひらまつ病院の基本情報
- 住所・最寄駅
-
佐賀県小城市小城町1000-1
JR唐津線小城駅(車で5分)
- 休診日
-
日・祝
(第1・第2土曜は休業/ゴールデンウィーク/夏季休暇/年末年始)
※受付は09:30まで。
- 施設について
- 託児所 子連れ対応可能 ※必ず事前に連絡をお願いいたします。 コンビニ コンビニ/スーパー/カフェ/本屋/ドラッグストア 検査結果即日発行対応
- 責任者
-
院長:加藤 雅人
【略歴】
1979年 鹿児島大学医学部 卒業
1979年 九州大学医学部第一外科 入局
1980年 九州労災病院 勤務
1987年 国家公務員共済組合 浜の町病院 外科
1999年 国家公務員共済組合 浜の町病院 胸部外科部長
2007年 浜の町病院 緩和ケアチームチーフ
2008年 浜の町病院 外科部長
2014年 唐津赤十字病院 呼吸外科部長
2016年 ひらまつ病院 院長就任
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