公立昭和病院　予防健診センター

「半日ドック（胃ABC検査）」は忙しい方にこそ受診をおすすめ

公立昭和病院では検査コースとして「半日ドック（胃ABC検査）」を設定しています。この検査コースは総合的な健康状態チェックと胃がんの検査を行います。
現在ドックは、「半日ドック（胃ABC検査）」、「1日ドック」の二種類を設定しています。
なかなか時間のとれない忙しい方は、まず半日で行う検査を受けていただきたいと考えております。

半日ドックの胃の検査方法は「胃ABC検査」を設定

当院の「半日ドック（胃ABC検査）」では、いわゆる胃のABC検査に力を入れています。以前は胃の検査としてバリウムの検査をメインとして実施していましたが、高齢者がバリウムを飲んだ後に便秘になるもしくは腸に引っかかって正しく排泄されないケースもあるため、当院では直接的にがんを見つけるよりも、まずは胃がんになりやすいのかどうかを見つける方が大事だと考え、胃ABC検査を設定しています。ABC検査では胃がんの主な原因である、ピロリ菌の感染をチェックします。

画像診断の読影はダブルチェック体制で対応

当院では、全ての画像診断の読影について、ダブルチェック体制とすることで病変などの見逃しが無くなるよう努めております。
また、血液検査については、基本的に当日結果説明をしています。問題な点があれば、それについての説明も行います。
当日お話しできない結果については、後日、報告をお送りします。問題があったときは当院の担当科に紹介していますが、受診者が希望する施設があれば、そちらへの紹介状を作成します。

ホテル並みの内装など検査環境向上への取り組みを実施

当院は日本人間ドック学会の機能評価認定を取得するなど、人間ドックの質はもとより検査環境・検査体制の向上にも率先して取り組んでいます。
人間ドックを受けていただくことについては、良いアメニティーを用意するだけでなく、ホスピタリティの向上にも努めており、しっかりと話を聞きながら説明をするというスタッフの教育体制も整えています。
また、施設に関しては、ホテル並みの内装を整えています。

スムーズな導線設計で受診者の負担を軽減

当院では、病院施設内に独立した健診スペースを設け、専用ラウンジやフリードリンクコーナーを配置しています。検査項目のほとんどが、専用スペースで受けることができます。レントゲン検査に関しては、同じフロアに放射線の検査室がありますので、長く歩く必要はありません。
そして、胃内視鏡の検査も専用のフロアで行いますが、すぐ隣に診療のための内視鏡室があり、そちらのスタッフとも協力し、スムーズに検査を受けていただけるように、配慮しながら対応しています。