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富山西総合病院インタビュー

「良き隣人」をコンセプトに受診者さまに寄り添った医療を提供します。

【Dr.インタビュー】院長:新居 隆 先生、医師:荒屋 宣子 先生
健診というと緊張感や苦手意識を持つ方が多く、なかなか受診してくれない方もいます。疾患を早期発見するためには、健診は特に大切です。当院では、良き隣人感覚で、その人にとって必要な医療を提供できるよう、お節介にでも提供していきたいと思っていますので、まずは当院をご受診いただければと思います。

  • 予防医学の重要性について、貴院の考えを詳しくお聞かせ願います。

    予防医学には二つの意味があります。一つ目は病気にならないための予防医学、二つ目は病気を早く見つけるための予防医学です。早期発見・早期治療によって、簡単な治療で病気を治すことができる可能性もあるので、これが予防医学の一番重要な役割だと思っています。また、予防医学は社会的にも非常に重要な課題でもあるので、当院でもしっかり任務を遂行していけるよう努めていきます。

  • 貴院の院内環境の特徴や、配慮されている点についてお教え願います。

    特に大切にしているのは、患者さまが気分よくスムーズに受診ができるような空間を作ることです。なるべく移動なく同じ場所で検査が受けられるようにし、待ち時間を少なくしてスムーズに検査を受けられるような工夫をしています。また人間ドックの方の専用の時間枠を作っておくことで、効率よく快適に診療を受けていただけるような配慮もしております。

  • 貴院を訪れる受診者のプロフィルや見つかりやすい疾患リスク、健康意識など感じることをお教え願います。

    当院はほとんどの方が胃の検診を受けていますので、胃がんの原因となるピロリ菌や、生活習慣病の高血圧、糖尿病、高脂血症などが多く見つかります。特にピロリ菌検査に関しては、胃がん予防のためにも、必要な方にはこちらからお話をして受診していただいています。健康意識については高いように感じますが、若い方にも率先してどんどん健診を受けていただきたいと思います。

  • 人間ドックの受診が推奨される年代やプロフィル、受診頻度の目安があればお教え願います。

    受診を推奨する年代としては、やはり40代以上の方です。40歳を過ぎるとさまざまな疾患の芽がちらほら出始めますので、その早い段階から人間ドックを受けられることを推奨しております。初めての方でしたら通常の生活習慣病健診で良いかと思いますが、オプションを追加して胃の検査や腹部エコーなどを受けられますと、より多くの疾患の発見につながりますのでおすすめです。

  • 上部消化管検査について、胃部X線検査と胃カメラは選択制にされたのはどういった配慮からですか?

    当院では、胃部X線検査と胃カメラを選択制にしています。これは、それぞれの検査が苦手な患者さまのための配慮によるものです。また、胃カメラに関しても経口と経鼻を選択していただけます。経口内視鏡は経鼻内視鏡よりも太いため、画質がきれいですのでできれば経口内視鏡の方をおすすめしています。しかし、経鼻内視鏡は細く苦痛も少ないため、不安がある方は経鼻内視鏡でももちろん大丈夫です。

  • 1泊人間ドックについて、特徴や目的など詳しくお聞かせ願います

    1泊人間ドックは、日帰り人間ドックの検査内容に頭部(脳)MRI検査、S状結腸内視鏡検査、糖尿病検査(糖負荷試験)、骨密度測定を追加し、2日かけてゆったりと実施する人間ドックコースです。日帰り人間ドックと比べると、より幅広く健康チェックを行うことができ、病気の早期発見と予防につなげることができます。お時間に余裕のある方はこちらのコースもおすすめです。

  • 貴院での画像診断の読影体制について、詳しくお教え願います。

    当院では、基本的に医師2人によるダブルチェック体制をとっていますので、見落としをより少なくしていけます。検査を上手にできても、きちんと読影ができないと疾患の早期発見にはつながりませんので、この読影体制は非常に重要と考え、当院でも大切にしています。皆さまの健康を守るためにも全力で対応させていただきますので、ぜひご来院をお待ちしています。

  • 受診後の結果説明の方法や気を付けている点などお教え願います。

    結果を聞かれるかどうかは受診者さまのご希望をお伺いしています。当日に結果を聞きたいとのことでしたらもちろん可能です。医師の方で一度結果については全て目を通し、そのうえで2次検査が必要な方には残っていただき簡単に説明をしています。また、結果説明の際には画像を見ながら分かりやすい言葉でお話しするよう心がけています。不安なことや疑問がありましたら気軽にお話しください。

  • 受診後のフォローアップ体制について、詳しくお聞かせ願います。

    検査を受けた後もしも異常が見つかった場合には、まず二次検査に移行してもらいます。その際に必ず精密依頼書というものを、当日もしくは郵送でお渡ししております。ご希望があればその日のうちに内科を受診していただき、二次検査を受けていただく事も可能です。もちろんかかりつけの医療機関や近隣病院などご希望がありましたら、紹介状発行もできますのでご相談ください。

  • 受診者や地域の方々への対応・接遇面で注力している点、工夫している点があればお教え願います。

    当院では、グッドネイバーズ・グッドホスピタリティ=良き隣人という言葉を大切にしています。これは医療機関として責任ある仕事をするのは大事だが、それだけでなく、隣のおじさんおばさんみたいに少しお節介な医療サービスを提供させていただく事です。最終的に患者さまにとって一番役立つような医療を提供できるよう努めていきたいと思っております。

  • メッセージをお願いいたします。

    当院では、近隣の高度急性期病院や地域の病院、クリニック、介護施設などと連携して、地域と共に生きる病院を作っていきたいと思っています。超高齢社会の現在、少しでも健康で長生きするためには定期的な健診がとても大事です。皆さまのお役に少しでも立てるよう努力していますので、ぜひ当院をご受診ください。お待ちしています。

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