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世田谷人工関節・脊椎クリニックインタビュー

受診者の悩みや不安に寄り添い、検査を受けに来られた方の不安を少しでも解消できればとの想いで日々の業務を行っております

【Dr.インタビュー】副院長:池田 俊一郎 先生
日常生活で少しでもご自身の健康についての不安な点や気になる点などがあれば、ぜひ検査を受けていただいて、その不安を解消していただければと思っております。また当院としても少しでも不安を解消できるよう、人間ドックでは受診者さんを丁寧に検査し、受診日当日のうちに細かくしっかりと結果説明をさせていただき、日頃困っていることなどに関しても気軽にお話をしていただけるよう、ゆったりと時間をとっています。

  • 脳ドックと肺ドックを始めた経緯について詳しくお話をお聞かせください。

    当院は、元々画像診断を行うための医療施設として開設した経緯があります。そのため、脳ドックや肺ドックの検査は、医療機器もすでにそろっていたため比較的簡単に当院で行うことができたというのがきっかけでした。画像診断を行っていた際につながりを持った医療施設から受診者を紹介していただくなど、今はたくさんの方に脳ドック、肺ドックを含めて受けていただいています。

  • 東京都世田谷区に位置していますが、このエリアの受診者の方の特徴やどういった疾患リスクが多いのかなどを教えてください。

    世田谷区という立地だからこそ特別な特徴があるということはないと思いますが、当院を受診される受診者の方は比較的高齢の方が多いと思います。人間ドックを受診される方も年齢的に生活習慣との関わりを心配されるような方が多く、また、インターネットなどで検索をされて遠くから来られる方も少なからずいらっしゃいます。このような点に地域性が表れているのではないのかなと思います。

  • 人間ドックの受診を推奨される特徴がありましたら詳しく教えてください。

    一般的に、脳ドックであればガイドラインに50歳以上の方は受けた方が良いと示されています。また、肺ドックであれば、喫煙されている方や周りに喫煙をしている方がいらっしゃる方、何か症状が気になると言う方も含めて、自由診療の範囲になるため、何か気になることがあれば一度医師に相談して、受診されるのが良いかと思います。

  • 肺ドックAとBのコースについて特徴をそれぞれ詳しくお話をお聞かせください。

    肺ドックAのコースは、通常肺ドックとして行う胸部の単純写真と胸部の単純CTに加えまして、呼吸機能検査と気腫性変化のリスクに関する検査が含まれるコースになります。また、肺ドックBは簡易的なコースで、胸部の単純写真と単純CTのみを行い、検査時間も大変短くなっているため、お忙しくてなかなか検査のための時間が取れないと言う方にもおすすめです。

  • 肺ドックは、喫煙歴が長い方にはぜひ受けていただきたいものですか?

    肺ドックを受診される方の大きな心配は肺がんの可能性があるかどうかであり、それを否定するために受けられると思います。また、肺がんの可能性は一般的に言われておりますように喫煙が関与するところもあるため、喫煙歴のある程度長い方や、症状が気になると言う方や心配なところがある方には、ぜひ受けていただきたいと思います。

  • 肺ドックの受診を通じて肺がんの早期発見につなげることはどのような意義がありますか?

    私はこれまでがん、肺がん、その他がんの受診者さまの診断や治療に関わってきた経験がありますが、その中でもやはり進行した状態で見つかってしまうと、その後の治療によって受ける身体へのダメージも大きく、また、医療費などの負担もかなり大きくなります。このような点から、早い段階で見つけて治療を始めていくことで、治療も良い結果が得られることも多いですし、金銭的な負担を減らすことができます。

  • ブリンクマン指数とは、一体どういったものになりますか?詳しく教えてください。

    ブリンクマン指数は、1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け算して出た値が、ある一定上の数値になると肺がんや咽頭がんの危険度が分かるといったように、喫煙が人の身体に与える影響を示してくれるものになります。ブリンクマン指数が400以上で肺がんを発症しやすい状況にあると言え、600以上になると危険と言われているため、喫煙されている方は一度計算をして、どのくらい危険度があるか調べていただければと思います。

  • 脳ドックには、MRI検査とMRA検査がありますが、それぞれの特徴について教えてください。

    MRIでは脳梗塞などの前兆がないかどうが、あるいは頻度としては多くはありませんが、脳腫瘍の病変はないかどうか、また高齢の方であれば脳の萎縮の程度が進んでいるかどうかを診ることができます。MRAは、血管をみる検査になり、動脈硬化によって血管が狭くなっているかどうかや、くも膜下出血の原因となるような動脈瘤(りゅう)やこぶ状のふくらみができていないかどうかを見ることができます。

  • 脳ドックを通じて脳血管疾患の早期発見をすることについての先生の考えを教えてください。

    脳血管疾患というのは、脳卒中などの症状が一度起こってしまってからでは、大きな障害を残す確率が非常に高くなるため、気になることがあれば症状が起こる前に脳ドックを受診するなどの対応をしていくことがもっとも重要になります。脳卒中などにつながる小さな症状をコントロールするために、50歳以上の方には1年に一度、あるいは数年ごとに検査を受けていただきたいと思います。

  • オプション設定にある内臓脂肪の評価について、主にどのような疾患リスクが対象なのでしょうか?

    内臓脂肪の評価はCTを用いて、おへそ周りを検査するのですが、内臓脂肪の割合や量をはかり、一般的に言われているメタボリック症候群のリスクがどれくらい高いかなどを調べることができます。また、内臓脂肪が多い場合は糖尿病や動脈硬化性疾患のリスクを判定する助けになる検査になり、このようなリスクを早くに発見することにより大きな病気を未然に防ぐことが可能になります。

  • 内臓脂肪の評価と脳ドックを一緒に受診することでどのようなメリットがありますか?

    脳血管疾患の原因に高血圧、糖質代謝異常というものが関わっている場合、発症のリスクがとても高くなります。そして、動脈硬化性疾患のような病気は、肥満傾向が強く内臓脂肪が多い方が発症する場合が多い傾向があります。このような理由から、脳ドックと一緒に受けていただくことで、より細かく身体の状態をチェックできます。

  • 検査結果は、受診日当日に受診者の皆さんに説明をされていらっしゃいますか?

    当日は、検査の前に簡単な問診をさせていただいて、検査後には当日そのまま結果をお伝えしております。やはり検査を受けられた方は、検査を受けてから検査結果を聞くまで不安を抱えて過ごし、何か問題があればすぐに対処したいという思いがあると思うので、可能な限りその日に検査結果をお伝えすることで落ち着いていただければと思います。

  • 世田谷人工関節・脊椎クリニックのアピール点などがありましたらぜひお聞かせください。

    当院は、かつては画像診断を行っていた医療機関になるため、受診者を早くさばいていくというところではなく、受診者の方に結果を丁寧に説明させていただき、ある程度の時間をしっかりとって受診者の皆さんと向き合うようにしています。また、他の医療機関にはあまりないような機器も取りそろえており、ある程度特殊な検査も行うことができます。

  • 予防医療の重要性について、先生のお考えを詳しく教えてください。

    がんや脳卒中などにかかってしまう割合というのは、平均寿命が延びるとともに増えてくるのは当然だと思います。しかし、病気の進行具合によって、その後の治療方針や治療を受けられる方を含め周りのサポートをする方の負担も大きく異なってきます。できる限り負担を減らすことができるよう、定期的に検査を受け、早期発見・早期治療につなげていただきたいと思います。

  • 人間ドックや検診にかける先生の熱い想いについて語っていただければと思います。

    人間ドックや検診は、通常、自由診療に入るため、検査費用を出してまで検査を受けるかどうかは1人ひとりの考え方にかかっています。症状がないから大丈夫、年齢的にまだ若いから大丈夫などと言って自由診療として受けないのも選択肢の一つだとは思いますが、何か心配事があれば検査を受けていただき、不安をなくすことが大切だと思います。また何か疾患が見つかってしまった場合は、早い段階で対応できることが非常に重要です。

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