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千葉診療所インタビュー

受診者の皆さんご自身の健康をさらに詳しく見つめ直していただくことで、人生を楽しく豊かに過ごしていただければと思います

【Dr.インタビュー】代表理事:石渡 亮仁 先生
1人でも多くの方に人間ドック・健診を受けていただけるように、普段健康チェックを行う機会が少ない、小さなお子さまをお持ちの方にもご利用していただけるように、当院では保育園を併設しております。特に子育て世代である20~30代の女性は、乳がんや子宮がんが増加傾向にあるため、女性検診を受けやすい環境作りのために女性技師を配置したり、女性スタッフを多く配置するなどの配慮をし、受診率の向上を目指しています。

  • 人間ドックを行う意味や理念について、詳しくお話をお聞かせください。

    人間ドックは、疾患を早期に発見し、少しでも早く治療を開始することに意味があります。特に自覚症状がなかなか出にくいがん、心臓病、糖尿病、糖質異常などの生活習慣病のリスクを早期に発見することで、大きな病気を発症する前にその芽を摘み取るということが非常に重要だと考えております。そのため、受診者の皆さまにとっては、意義のある人間ドックを提供できるように日々の業務を行っております。

  • 院内感染防止についての対策はどのようなことを行っていらっしゃいますか?

    疾患がすでにある方は、一般診療に来ていただき、人間ドックを受診される方は健康診断のブースに来ていただくという形で差別化をしております。また、検査フロアにおいては、各検査を分離しておりまして、待ち時間を有意義に過ごしていただけるように工夫をしています。このように、一般診療と人間ドックのフロアが隔離されており、受診者同士の動線が交わらないような設計になっているため、院内感染のリスクは低減されます。

  • 人間ドックを受診される方の傾向や特徴、また、受診を推奨される例などがあれば、詳しくお聞かせください。

    具体的な傾向というものはないのですが、やはり35歳を過ぎた方には年に一度は健康診断を受けていただくように推奨しております。定期的に健康診断を受けていただくことで、ご自身の数値を把握していただくことが1番大切だと私は思っております。基準値というのは95%の方が該当するようにできているのですが、元々数値が高い方、産まれつき高いと言う方もいらっしゃいます。そのため、データの変化を読むことが大事になってきます。

  • 「日帰り半日ドック」のコースについて、詳しく教えてください。

    日帰り人間ドックは、朝来院していただいてお昼で終了するコースになり、受付から会計まで2時間前後しかかかりません。お忙しい方がたくさんいらっしゃるため、短時間で検査ができるように工夫をしております。これまで、多忙で受診をする機会がなかった方にも短い空き時間でも気軽に人間ドックを受けてもらえるきっかけになればと思っています。

  • 保育園を院内に併設されているとのことですが、どのような想いで設置されたのでしょうか?

    保育園は、当院の2階に設置しております。ちょうど子育て世代である30歳後半の方の11人に1人が乳がんになると言われていますが、お子さまがいらっしゃるとなかなか乳がん検診などにも行く機会がないと思います。そのような、お忙しい子育て世代の方により多く乳がん検診を受けていただけるようにとの想いでこの保育園の整備をしています。

  • 受診者の多くが苦手とされる胃の検査についてどのような方法があるか、詳しく教えてください。

    私共は、長年、胃の検査を行っておりますが、特に女性の方はバリウムが苦手だとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。そのため、より身体に負担がなく、ラクに検査を受けていただくことができるようにという想いから、上部消化器官内視鏡(胃カメラ)を導入しました。また、バリウム検査は、胃の検査を簡単に受けてもらえるように胃がんリスクを調べるABC検査に変更いただくことも可能です。

  • マンモグラフィの検査は、常に女性検査技師が対応していますか?

    乳がん検診は、とてもデリケートな部分であり、諸外国に比べて日本の乳がん検診の受診率はかなり低い状況にあります。少しでもマンモグラフィの受診率を上げるために、当院では女性の皆さまの検査に対する抵抗やストレスを感じないよう、また、少しでも落ち着いて検査を受けていただけるよう、女性技師が全ての撮影をしております。

  • オプション検査の「骨粗しょう症検査(DXA法)」についてお話をお聞かせください。

    まだ年齢が若いうちは、骨密度を増やすこともできますが、年齢を重ね30代後半くらいからは骨密度というのは減っていく一方になります。骨密度が低下すると、骨折するリスクが大きくなり、年齢によってはそのまま寝たきりの生活になる可能性もあります。そのため、骨粗しょう症の検査に関しましては、30代以上の方で、特にご家族に骨粗しょう症の方がいらっしゃる場合は、率先して検査を受けていただきたいと思います。

  • 「血圧脈波検査」や「頸(けい)動脈超音波(エコー)検査」は、どのようなリスクを調べる検査になりますか?

    この二つの検査は、動脈硬化の程度をチェックするものになり、心臓病や脳血管疾患のリスクを調べることが目的となっております。脳血管疾患は、突然死をもたらすこともあり、もし、一命を取り留めたとしても日常生活に大きな支障をきたす重大な後遺症を残す確率が高いため、あらかじめリスクを調べることは非常に重要になってきます。

  • マンモグラフィを始めとした画像診断は、どのような体制で行われていらっしゃいますか?

    画像診断は、少しでも病変の見逃しをなくすために当院では、医師2人によるダブルチェック体制を整備しております。また、結果が当日分かるものに関しては、当日のうちに結果説明を行います。そして、当日に結果が分からないものに関しては、検査結果表を3週間をめどに郵送しておりますので、そこで結果の詳細を確認いただければと思います。

  • 万が一、何か異常が見つかった場合はどのように対応をされますか?

    発見される疾患にもよりますが、当院で対応できるものであれば当院の一般診療で治療をすぐに開始していただけるように手配をいたします。また、それ以外の二次検査となった場合は、再度お越しいただいて精密検査を受けていただくか、他院の医療機関へ紹介状の発行をし、治療を開始していただくようになります。受診者の皆さんとしっかりとお話をしながら今後の治療について決めて行きます。

  • 予防医療の重要性について、先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    人生を充実したものにするためには、まず健康であることが欠かせないと思います。そのためには疾患の予防、早期発見、早期治療がカギになります。仕事や家族のためにも1分1秒でも永く健康を維持していただきたいものです。昨今、時代の変化とともに働く環境も大きく変化しているため、当院は受診者の皆さんのニーズに合わせてさまざまな方にきめ細やかなサービスを提供していきたいと考えております。

  • 人間ドックや健診にかける、先生の熱い想いについて語ってください。

    健康を維持するのに欠かせないのが人間ドックになります。ドックとは、長い航海の途上、船舶の修理工場に入り、これから長い航海を無事に航行するために検査、修理をすることを言います。このように人生という名の長い航海を無事に進んでいくためには人間ドックはなくてはならないものなので、皆さんには定期的に健康チェックをしていただきたいと思います。

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