ながえクリニック

疾患の予防・早期発見には、定期的な健康チェックが大切です。

末永く健康的な生活を送るためには、病気を患ってから治療を受けるのではなく、定期的な健康チェックで疾患の予防・早期発見に取り組むことが大切です。当院では、健診・人間ドックとして「基本コース」「基本+経鼻内視鏡コース」「基本+経鼻内視鏡+大腸内視鏡コース」の3コースを提供しています。
自身では健康だと思っていても、思わぬ疾患リスクが隠れているケースは少なくありません。とくに40歳以降は生活習慣病リスクが高まる傾向にあるので、年に一回の健康チェックをおすすめいたします。

受診後のフォローにも力を入れ、健康づくりをサポートします。

健診・人間ドックは、検査の結果を今後の健康づくりに役立てることが重要です。当院では受診後のフォローアップにも力を入れ、検査から治療まで一貫したサポートを心がけています。
受診日中に分かる検査項目について当日の結果説明を実施しており、すべての検査結果は1~2週間ほどでお送りしています。何か問題が見つかった場合には、引き続き当院診療科で対応しているほか、一人ひとりの症状やご都合に応じて医療機関への紹介を行っています。

「基本コース」では、全身の健康状態を総合的にチェックします。

当院の健診・人間ドックの基本となる「基本コース」は、生活習慣病やがん、心臓病など、全身のスクリーニングを目的とした内容となってます。
基本コースには「腹部エコー」が含まれていますが、当院では5臓器(肝臓・胆のう・すい臓・ひ臓・腎臓)や膀胱のほか、男性なら前立腺、女性なら卵巣の状態もチェックしていきます。また、「頸動脈エコー」も実施しており、心筋梗塞や脳卒中にもつながる動脈硬化の状態を確認します。さらに、「腫瘍マーカー（CEA・PSA・Ca15-3）」で消化器系・前立腺・乳がんリスクのスクリーニングも行っています。
初めて受診される方や、まずは総合的に健康チェックをしてみたいという方にもおすすめです。

胃カメラや大腸カメラを組み合わせた検査コースも用意しています。

この基本コースをベースに、当院の強みである「内視鏡検査」を組み合わせたコースも用意しています。内視鏡検査は、消化管の内壁の状態を直接観察することができ、より診断に役立てることができます。事実、内視鏡検査は精密検査や確定診断、治療においても重用されている方法です。
当院では胃がんなど上部消化管疾患を調べる「経鼻内視鏡検査（胃カメラ）」と、大腸がんなどの下部消化管疾患を調べる「大腸内視鏡検査（大腸カメラ）」を実施しています。自覚症状の乏しいがんを早期に発見するためにも、内視鏡検査のご受診をおすすめいたします。

おう吐反射の少ない「経鼻内視鏡検査」を実施しています。

経鼻内視鏡検査は、鼻からスコープを挿入して食道・胃・十二指腸の状態を観察する検査方法です。鼻から挿入することによって、経口方式よりもおう吐反射や違和感を抑えることができます。鼻腔の形状によって鼻からの挿入が難しい場合には、経鼻用の細径スコープを使用した経口内視鏡検査も可能です。
検査中は医師から率先して声掛けを行い、検査の経過も適宜お伝えしています。負担の軽減はもちろん、リラックスできるような雰囲気づくりに努めておりますので、ぜひご受診ください。

水浸法による、痛みの少ない「大腸内視鏡検査」に取り組んでいます。

当院の大腸内視鏡検査では、「水浸法」という手法を用いてスコープを挿入していきます。従来の大腸内視鏡検査では腸管内に空気を入れ、スコープを押し込みながら挿入していくのが一般的でした。水浸法は空気ではなく少量の水を入れながら、摩擦抵抗を抑えて挿入していきます。そのため、摩擦による痛みを軽減することができるだけでなく、検査後のお腹の張りも防ぐことができます。
過去に大腸内視鏡検査で辛い経験をされた方でも、お気軽にご相談ください。

オプションとして「乳がん検診（乳腺エコー+触診）」を用意しています。

「乳がん」は女性の部位別がん罹患率第一位であり、女性が特に注意するべき疾患のひとつです。しかしその一方で、早期に発見して治療を受けることで治る可能性が高い疾患でもあります。
当院では、検査コースに追加可能なオプション検査として「乳がん検診（乳腺エコー+触診）」を用意しています。乳腺エコーは、日本人女性、特に若い女性に多いとされる「高濃度乳腺」における診断を得意とする検査方法です。乳がんは若い世代でも発症するケースは少なくありませんので、定期的な受診をおすすめいたしします。