医療法人徳洲会 新都心クリニックの写真・動画・インタビュー
医療法人徳洲会 新都心クリニックインタビュー
受診者の皆さまにできるだけリラックスして健診を受けていただけるように、アロマトリートメントのサービスを提供しております
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【Dr.インタビュー】院長:鈴木 五三男 先生
より良い人間ドックや健診を受診者の皆さまに提供できるようにCT、マンモグラフィ、超音波検査機器などの新しい機器を導入して、病気の早期発見・早期治療に努めております。また、初めての健診で緊張されている方や日頃ストレスを感じる生活が多い方にもリラックスして健診を受けていただけるように、岩盤浴やアロマトリートメントのサービスを無料で提供しておりますので、ぜひ皆さんにご利用していただきたいと思っています。
先生が医師を目指されたきっかけについてお話をお聞かせください。
私自身が、こどもの頃にぜんそくを患っており、とても苦しい思いをしていました。何度も病院に通わなくてはならず、その度に医師や看護師の方に優しく対応をしてもらい、本当に今でも感謝をしています。そんな病気でつらい思いをした幼少期を過ごしていたため、私と同じように病気で苦しむお子さんを何とか助けてあげたいという想いで、小児科の医師になりたいと思い始めました。
医師として日頃から心がけていることについて詳しく教えてください。
小児科の受診者を診る場合には、なるべく症状だけでなく全身状態を常に把握するようにしてきました。また、人間ドックや健診を行う場合には、なるべく受診者の皆さまにリラックスして、気持ちよく検査を受けていただけるようにということをまず考えているため、施設の環境などを整えるなど工夫をしております。人間ドックを受けられた方には、無料のアロマトリートメントをサービスさせていただいています。
受診する方と接するうえで気を付けていることについてお話をお聞かせください。
受診者の皆さまのお話を丁寧にお聞きするということをしています。受診者の方のお話をしっかりとお聞きすることにより、それぞれに合ったコースや検査方法などを提案することもできますし、より充実した健診を受けていただけると思っています。そして、できるだけ受診する方のご希望に添えるように対応をしていきたいと思っています。
院内設備に関してこだわったポイントなどがありましたら詳しく教えてください。
健診では、当院の開院当初から岩盤浴、アロマセラピーなどを取り入れるなどして、受診者の方に気持ちよく検査を受けていただけるようにしました。日頃、ストレスの多い環境でお仕事をされている方や、初めての健診で緊張をされている方には、ぜひアロマトリートメントを受けていただき緊張をほぐしていただければと思います。
医療機器で特にこだわって導入した物や、使用頻度の高い医療機器についてお話をお聞かせください。
人間ドックや健診に使う医療機器に関しては特にこだわりました。64列のCTを導入し、開院当初では、高価なCTを導入しています。また、乳がん検診などに使用する、マンモグラフィ、それから超音波などの検査機器に関してもより新しいものを導入することにより、できるだけ病気の早期発見・早期治療ができるようにしています。
施設の職員や技師の方への指導などで特に力を入れていることがあれば教えてください。
受診された方に気持ちよく検査を受けて帰っていただけるように、接遇には注意するように職員には指導をしております。しかし、当院内の指導だけで接遇面の向上を図るには限界がありますので,よりいっそうのサービスを受診者に提供するために、当院の開院当初から外部より人を呼んで、接遇に関する勉強会や研修を行っています。
人間ドックに関して、推奨される年齢、生活習慣の特徴などがありましたら詳しくお聞かせください。
あらゆる病気は期発見と早期治療が非常に重要だと思っております。さらに進んで、病気になることを予防することができれば理想的です。そうした予防医学の観点から非常に有効なのが「人間ドック」による健康診断になります。最近は、こどもの頃から肥満などにより生活習慣病のもとになるような状態が増えているため、大人の方は成人式を終えたら早目に受診していただき、身体を年に一度チェックしていただくのが良いかと思います。
医師になって良かったと思えた瞬間のエピソードなどがありましたら教えてください。
当院の健診業務を担当する前は、主に一般診療・入院での診療が主でした。そのときは、病気の方が元気になって退院されていくということに特にやりがいを感じておりました。現在行っている健診の場合もやはり同じで、もし具合の悪い点が見つかったとしても、無事に病気を治療することができ、その後も元気に生活をしているという知らせをいただくと、医師としての喜びを感じますし、本当に良かったと思います。
健診が重大な疾病の早期発見につながったケースがあればお聞かせください。
健診によって何か異常が発見された場合には、速やかに紹介状を出して大きな医療施設で治療を開始していただくように体制を整えております。そして、その紹介状の返事を医療施設からいただくのですが、「がんが見つかりましたが、無事に早期に治療を開始することができました」という内容のお手紙をいただくと、早期に発見したことで大事に至らずに済んで良かったと思います。
予防医療の重要性について、先生の考えを詳しく教えてください。
最近は、肥満・糖尿病・高血圧といった生活習慣病が増えてきています。そのため、そのような危険因子をなるべく早く指摘して改善していただくことによって健康な生活を送る期間がどんどん長くなっていくと思います。やはり危険因子は、放っておかないで生活習慣病をきちんと改善していくような方策をとっていくことが、ひいてはその人の将来にわたっての健康寿命を伸ばしていくことにつながると思うので、それが特に良い点だと思います。
予防医療の重要性を伝えていくために何か取り組まれていることがありましたら、お聞かせください。
ラジオなどを使って、予防医療の大事さを伝えるようにしております。ラジオ放送には、月1回出演しておりまして、地域の方に向けて病気の知識を広めたり、新しい検査方法について説明をしたり、生活習慣病の恐ろしさについて理解をしていただけるようなお話をさせていただいたり、定期的に健診に通う大切さなどのお話をさせていただいています。
健診にかける熱い想いについて、語っていただければと思います。
最近は、生活習慣病にかかる方が増加しておりますし、沖縄では、がんの罹患(りかん)率も高くなってきています。そのため、がんの早期発見・早期治療、そして生活習慣病の改善といったことを強く意識して、地域の皆さんのお役に立ち、皆さんに少しでも長く健康で人生を過ごしていただけるお手伝いができればと思い、日々の健診業務に励んでおります。
今後、徳洲会新都心クリニックをどのような医療施設にしていきたいとお考えですか?
地域の方々に頼られる、利用していただいて良かったと思っていただけるような医療施設にしていきたいと思っています。また、生活習慣病やがんに関しては、人間ドックを受けていただくことで病気の早期発見・早期治療が可能となっておりますので、1年に1回はぜひ健診を受けていただきご自身の健康維持をしていただきたいと思います。