[特集]AIC画像検査センター|人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

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Point1

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全身がんPET-CTとは?検査の有用性を解説

分子レベルでの異常を調べ全身のがん早期発見へと導く

分子レベルでの異常を調べ
全身のがん早期発見へと導く

PET-CTとは、1度の撮影でほぼ全身のがんリスクを調べることができる画像診断検査です。
AIC画像検査センター(旧名称:つくば画像検査センター)では平成24年の開院以来、PET-CTによる検査を提供。筑波大学附属病院や近隣の医療機関との連携をはかりながら、地域の予防医療に貢献されてきました。

PETーCT検査の仕組みは、がん細胞がブドウ糖を多く取り込むという性質を利用しています。事前にFDGという検査薬を投与したうえで検査しますが、この検査薬は糖代謝がある場所に集まる薬。がん細胞は糖代謝が非常に高まっている状態のため、FDGが集まる場所にがんリスクが高いと判断されます。一般的に、超音波(エコー)検査などの画像診断では、がんはある程度大きくなった状態で発見されることが多いのですが、PETーCTの場合、糖代謝を活発にしている癌であれば検出される可能性が高く、他の画像検査では見つけづらい初期の癌が発見できる可能性が高いという特徴があります。

検査薬の院内生成により受診しやすいコース設定に

検査薬の院内生成により
受診しやすいコース設定に

PET-CT検査に用いる検査薬FDGとは、ブドウ糖に微弱な放射能を出す成分(ポジトロン核種)を組み込んだもの。このFDGは一定時間が経過すると使えなくなってしまうため、受診タイミングにあわせた用意が必要となります。こうした管理工数がかかることからも、PET-CTは高額となるケースが多い検査です。
しかしAIC画像検査センターには、検査薬FDGを院内で生成するサイクロトロン装置があります。そのため適切なタイミングと量を精密に判断できることから、無駄のない調整が可能に。その恩恵が受診料金にも反映されています。

曜日で異なる価格設定があったり、他の検査と組み合わせてさらに確度を高める狙いのコースなど、受診者に寄り添う検査コースが設定されているのはうれしいですね。

Point2

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腫瘍マーカーを全身PET-CTと併用するメリット

PET-CTが苦手とする部位のがんリスク検査をフォローする

PET-CTが苦手とする部位の
がんリスク検査をフォローする

PET-CT検査はがんの早期発見に有用な検査ですが、すべての部位において得意な訳ではありません。前述のとおり糖代謝で判断しますが、糖代謝が高い=確実にがんであるとも言い切れません。日常生活の中でブドウ糖を大量に消費する脳、心臓、胃や、検査薬FDGが体外へ排出されるルートである腎臓や膀胱は、PET検査が苦手とする部位です。そこでAIC画像検査センターでは腫瘍マーカー検査を併用するコースが設定されています。

がんになると、それぞれのがんに特徴的な物質(タンパク質や酵素など)が血液中に産生されます。この物質を腫瘍マーカーと呼びますが、これらが血中にどれくらいあるかを測定することで、がん診断の確度を上げています。
AIC画像検査センターの検査コース「全身PET-CT+腫瘍マーカー」では、肺、大腸、胃、膵臓、肝細胞、胆道、前立腺(男性)、卵巣(女性)のがんリスクを見るために、以下の腫瘍マーカーを調べます。

男性:
SCC/CA19-9/CEA/エラスターゼ1/AFP/DUPAN-2/PSA
女性:
SCC/CA19-9/CEA/エラスターゼ1/AFP/DUPAN-2/CA125

検査をする部位

全身の画像撮影ができるPET-CTと、数種類の腫瘍マーカー検査を組み合わせた「全身PET-CT+腫瘍マーカー」は、トータルでも約2時間半でほぼ全身のがんリスク検査が行えます。

  • プレミアムレディースドック
  • プレジデント人間ドック

検査環境の特徴

被ばくの影響はきわめて低い

被ばくの影響はきわめて低い

PET-CTは微弱な放射線物質を含む検査薬を投与しますが、検査時の被ばく量は約4mSv。この量が医学的に問題となる可能性は非常に低いと考えられています。ちなみに我々が1年間に自然界からうける被ばく量は、場所により異なりますが約2.4mSv程度といわれます。

検査・研究の実績が豊富

検査・研究の実績が豊富

AIC画像検査センターでは、2018年度は4,310件、2019年度は4,506件と非常に多くのPET-CT検査実績を重ねています(2012年11月の開院以来の総数では27,093件。*2020/7/31現在)。また筑波大学附属病院寄附研究部門があり、創薬や臨床研究も行っています。

Point3

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放射線科医による画像診断(読影)とダブルチェック

大学病院等の高次医療機関への紹介が可能

大学病院等の高次医療機関への紹介が可能

AIC画像検査センターでは、日本医学放射線学会が指定した施設で5年間以上の修練を積み、試験に合格した医師によってPET-CT検査画像の画像診断(読影)が行われ、その後、ダブルチェックを経て画像診断報告書、判定書が確定します。結果は画像診断報告書と判定書を郵送してもらえますが、希望者には後日、医師からの結果説明も受けることもできます。
なんらかの二次対応が必要となった場合は、東京大学医学部附属病院、筑波大学附属病院、東京医科歯科大学病院、筑波メディカルセンター病院、筑波記念病院などの提携医療機関へとスムーズに案内いただけます。

Point4

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受付から会計まで|検査の流れをご紹介

約2時間半でほぼ全身のがんリスクをチェック!

【STEP.1】受付

【STEP.1】受付
予約時間までに受付へお越しください。受診当日は6時間前からの絶食が必要です。水分も水以外は口にしないように注意してください。

【STEP.2】問診・血糖値測定

【STEP.2】問診・血糖値測定
医師による検査説明と問診、血糖値測定を行います。
※PET-CT検査の特性上、血糖値の値によって検査への影響が考えられる場合があります。

【STEP.3】更衣・基本検査

【STEP.3】更衣・基本検査
検査着にお着替えいただき、身長・体重測定を行います。

【STEP.4】採血・FDG注射

【STEP.4】採血・FDG注射
腫瘍マーカー検査のための採血の後、検査薬FDGを静脈注射します。

【STEP.5】安静

【STEP.5】安静
検査薬が全身に行きわたるまで、個室にて約1時間ほど安静にしていただきます。

【STEP.6】PET-CT検査

【STEP.6】PET-CT検査
検査室へ移動し、PET-CT検査を行います。検査は約20~30分程度で終了します。

【STEP.7】休憩・着替え

【STEP.7】着替え
検査終了後はお着替えになりお待ちください。その間に画像処理が行われます。

【STEP.8】会計

【STEP.8】会計
受付にて会計をお済ませいただき、終了となります。

【STEP.9】結果説明(後日・希望者)

【STEP.9】結果説明(後日・希望者)
診断報告書と判定書は別途郵送にて受領となりますが、希望者には後日、医師からの結果説明も受けることもできます。

小さな病変も見逃さない

AIC画像検査センターの全身がんPET-CT

  • 全身がんPET-CT+腫瘍マーカー
    • 腫瘍マーカー
    • PET-CT
    ¥121,000(税込)
  • 【土曜受診価格】全身がんPET-CT+腫瘍マーカー
    • 腫瘍マーカー
    • PET-CT
    ¥97,900(税込)

※2023年8月時点

施設情報

PET-CT検査で全身のがんを早期発見へ

AIC画像検査センター

AIC画像検査センター

  • 茨城県つくば市天久保2-1-16
  • 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「つくば」駅よりバス 6番乗り場「筑波大学循環(右回り)」または「筑波大学中央」行乗車、「筑波大学病院入口」下車
    JR常磐線「土浦」駅よりバス  西口3番乗り場「筑波大学中央行」乗車、「筑波大学病院入口」下車
  • 休診日:日曜日、祝日、年末年始
  • 支払方法:カード払い可(VISA/MASTER/JCB/AMEX/DINERS)