安田クリニック

全身の健康チェックを通じて各種の疾患リスクを検査

安田クリニックは、検査コースとして「スタンダード半日人間ドック」を設定しています。全身の健康状態をチェックし、生活習慣病をはじめがん・心臓病・脳卒中など各種疾患リスクを調べることが目的です。そのための検査項目としては、肺がんを調べる胸部X線（レントゲン）検査や、胃がん・食道がん・十二指腸潰瘍リスクを調べる胃部X線検査などを設定しています。肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・ひ臓の5臓器をチェックし、脂肪肝、胆のう結石、すい臓がんなどのリスクを調べる腹部超音波（エコー）検査も実施することが特徴です。

かくれ糖尿病（食後高血糖）を調べる検査項目を追加

当院では、検査コースとして「プレミアム1日人間ドック」を設定しています。スタンダード半日人間ドックの検査項目に、食後高血糖を調べる検査項目（食後負荷試験」を追加した内容です。
食後負荷試験とは、空腹時血糖値のみの検査ではとらえにくいとされる「かくれ糖尿病（食後高血糖）」を調べる検査項目です。当院では、空腹時血糖を測定した後に、食事（昼食）を経て60分後、120分後という計3回の血糖値を測定します。食後高血糖値が要注意という結果を示すなら、糖尿病予備軍と考えられ、生活習慣病をはじめ各種疾患の発症リスクを高めることから、当院ではこの検査項目を重視しています。

発症年齢の若年化傾向からなるべく早期の受診を推奨

安田クリニックは、女性向けの検査コースとして「半日人間ドック＋婦人科健診」「1日人間ドック＋婦人科健診（マンモグラフィ／乳腺エコー）」の計3つを設定しています。全身の健康チェックに加え、乳がん検診・子宮頸がん検診の役割を持つコースです。主な検査項目は、乳房X線検査（マンモグラフィ）、乳腺超音波（エコー）検査、子宮頸部細胞診です。
乳がん・子宮頸がんとも女性のがんとして罹患数が多く、発症年齢の若年化という傾向もみられるため、なるべく早くからの受診を当院は推奨しています。

マンモグラフィ・乳腺エコーは年齢や乳腺の状況で使い分け

乳房X線検査（マンモグラフィ）の受診年齢は40歳以上が原則です。マンモグラフィは、乳房の石灰化の観察に有用であり、乳腺エコー検査は、日本人に多い高濃度乳腺（デンスブレスト）の観察に有用という特徴があります。年齢や乳腺の状況に合わせて検査コースを選ぶことが大切です。
また当院では、乳がんや子宮頸がんを発症した近親者がいる人（家族歴のある人）、女性特有のがんリスクを早期に発見したい人には、特に受診を推奨しています。

心エコー・ブドウ糖負荷試験／ホテル日航大阪に宿泊

安田クリニックは、検査コースとして「ハイグレード1泊2日ドック」を設定しています。1日人間ドックの検査項目に「胸部超音波（心エコー）検査」を追加しています。心エコー検査は、心臓病（心筋梗塞・心肥大・弁膜症など）リスクを調べることなどが特徴です。また、空腹時血糖値と、ブドウ糖水溶液を飲んでから60分後・120分後の血糖値を比較する「ブドウ糖負荷試験」も実施し、糖尿病の診断に役立てています。
なお、宿泊場所は当院の近隣にある「ホテル日航大阪」のシングルルームです。当院の院長は、同ホテルの産業医も務めています。

原則として血液検査以外の検査結果は受診当日に説明

当院では原則として人間ドックの検査結果について、血液検査以外は受診当日に説明しています。1泊2日ドックの場合は、受診翌日に血液検査の結果が判明するので、すべて説明しています。総合的な結果は2週間程度で郵送しています。もし、検査結果について気になる点がある場合は、来院または電話による質問にも対応しています。
なお、画像診断の読影は、当院の院長自ら実施しています。

希望に合わせて自院でのフォロー・他医療機関への紹介

安田クリニックは、人間ドック受診の結果、何かしらの異常が見つかった場合の精密検査や診療への移行については、受診者が希望すれば当院で対応しています。
また、他医療機関を希望する場合は、検査データを受診者に提供し、紹介状を書くなどの対応をとっています。当院は大阪市内にあり、連携する総合病院なども近隣に位置しているため、診療移行もスムーズであると考えています。