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こどもの国 安西クリニックインタビュー

生活習慣病をコントロールし、がん検診でがんを早期に発見することで、受診者の皆さんが素晴らしい毎日を送る手助けをしています

【Dr.インタビュー】院長:安西 春幸 先生
がんを早期で見つけ、早期に治療を行うことに注力しております。がんだけに関わらずほかの病気にも言えることですが、早期で発見された病変は治療も簡単にできることが多く、また、治療の選択肢も広がり、身体への負担も金銭的な負担も大変軽く済むため、1年に1回の定期健診で、受診者が毎日を楽しく健やかに送ることができるよう、サポートをしています。

  • 医師を目指したきっかけのエピソードなどがありましたら詳しく教えてください。

    私が、小学3年生のときに読んだ野口英世の話が最初のきっかけでした。幼い頃に手に大やけどを負いながらも、苦難にめげずに医学の道を目指した姿に、とても感銘を受けたことを覚えています。その後、将来的な進路をどうするか悩み続けた中で、ある種の原体験である、野口英世の話との出会いを思い返し、あらためて自分は医師になりたいと思ったので、医師になる道を選択しました。

  • 普段、受診者と接するうえで特に気を付けていることがあれば教えてください。

    来院される受診者の方には、こういった病気だ、あるいはこういった検査をしてほしいというように希望が多いケースがほとんどです。そのため診断が誤った方向にいかないかどうか気を付けています。これを防ぐためには、隠れた症状、細かい問診が重要であると考えます。また、内視鏡を行うのが私の大きな仕事の一つですが、できるだけラクに検査を受けていただけるようにも気を付けております。

  • 院内設備に関してこだわった点やアピールポイントなどがあれば詳しくお聞かせください。

    まず、来院した方の目に1番初めに入るであろうカウンターを、当院ではオープンカウンターにしました。小さな窓からのぞくカウンターであった場合、受診者さんと職員がコミュニケーションをとるのに非常に障害になるのではないかと思ったからです。そして、カウンターの広さも大きく取ることによって圧迫感を少なくしています。受付のほか、特に重要としている内視鏡検査室に関しても、スペースを広く取るなど工夫をしております。

  • 院内の使用されている医療機器で特にこだわって導入したものがありましたら教えてください。

    当院は、内視鏡検査を希望される方が非常に多いため、内視鏡は特にこだわったものを導入しております。一つは上部内視鏡検査に使用するレーザーを使用した内視鏡で、経鼻操作ができ、麻酔なしでもラクに検査を行うことが可能です。また、この新しい経鼻内視鏡では早期の食道がんに特殊光を当てることで病変の観察が容易になりました。大腸内視鏡検査では、内視鏡をやや太いもの、細いもの、長いものを受診者に選択していただくことが可能です。

  • 職員や技師の方のスキルアップのための勉強会などで特に力を入れていることは何ですか?

    当院では、月に1回、知識を深める目的でお薬に関する勉強会を設けています。その勉強会では、新しく開発されたお薬について情報を共有したり、副作用についての話などをします。また、そのあとで看護師と受付スタッフ、薬剤師、医師の四つのチームが一同に集まり、クリニックについて改善していきたい点についての会議なども行っております。このように、多様な側面からクリニック全体の改善とさらなる向上を目指しています。

  • 安西クリニックの特徴について、お話を詳しくお聞かせください。

    一度の来院で、診断、治療を行いさらにお薬まで院内で受け取ることができるという院内調剤が一つの特徴であると考えます。診療やお会計が終わったあとに処方箋を持って調剤薬局へ行く手間が省けるため、受診者の皆さんにも大変好評を得ております。また、人間ドックは全て私が診察し、胃カメラや超音波検査、胸部エックス線検査なども行っております。

  • 安西クリニックで掲げられている理念について詳しく教えてください。

    理念は3つ掲げております。まず、待ち時間をできるだけ少なく早く診療をし、診療が終わった後は、すぐにお会計をしてお薬をもらって帰ることができるということです。そして、受診者が来院されるときは受付スタッフがスマイルを持って対応できるようにすることです。最後に診察やお会計の全てにおいで正確であるということです。我々は、3Sと言っており、スピード・スマイル・正確さの3つを理念としています。

  • 医師になって良かったと思えた瞬間のエピソードがあれば詳しくお聞かせください。

    がんについてになりますが、いかに早く見つけて、いかに早く治療を開始するかが、とても重要になります。日々の検診を行う中で、早期のがんを発見できたときは、ひどくなる・手遅れになる前に見つけることができたと、とてもうれしく思います。

  • 人間ドックや検診を通じて、重大な疾病の早期発見につながったケースがあれば教えてください。

    食道がんについては、新しい機器を導入しましたが、その機械によって1cmほどの早期の食道がんを発見することができました。早期で発見できたため、大きな開腹手術などをすることもなく、内視鏡による処置が可能で身体への負担も少なく治療ができました。さらに、ピロリ菌の除去ができるようになったことで、胃がんを未然に防ぐことも可能となったため、これから胃がんによって命を落とすような方が少なくなればと思います。

  • 予防医療の重要性について、先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    現在、予防医療に関しては一次予防から三次予防まであります。二次予防が定期健診、検査となりますが、一次予防である生活習慣病に関しては受診者の状態に合った運動、食事、予防接種といったことが非常に大切です。われわれは、一次予防と二次予防に関わっておりますが、二次予防においては、受診者の皆さんにメリットがあるようにできるだけ精度の高い検査ができるように頑張らなくてはいけないと考えています。

  • 予防医療の重要性を伝えるための取り組みなどは何か行われていますか?

    特定健診を目的で来院される方が多いのですが、現在、男性も女性も大腸がんが、がん死亡の第1位だということを知らない方が多いです。そのため、便の検査をしなくてもいいと考えいらっしゃる方もいるのですが、当院では大腸がん検査を行う便の検査は必ず特定健診で行うように努めています。また、ピロリ菌除去によって得られるメリットなどについても力を入れて説明を行っています。

  • 予防医療の重要性を伝えるための取り組みなどは何か行われていますか?

    特定健診を目的で来院される方が多いのですが、現在、男性も女性も大腸がんが、がん死亡の第1位だということを知らない方が多いです。そのため、便の検査をしなくてもいいと考えいらっしゃる方もいるのですが、当院では大腸がん検査を行う便の検査は必ず特定健診で行うように努めています。また、ピロリ菌除去によって得られるメリットなどについても力を入れて説明を行っています。

  • 検診に対する先生の熱い想いをこのサイトをご覧の方にお伝えください。

    私は、がんを早期に発見することが非常に大切だと考えております。一度がんになってしまうと、自分は命をおとしてしまうのではないかという不安におそわれます。そのため、身体に何らかの症状が出る前に、しっかりと便の検査や内視鏡検査を定期的に行い、病気を早期発見することで、ご自身の健康を守っていただき、素晴らしい毎日を送っていただければと思っております。

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