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あそか病院インタビュー

新しく導入したCT機器を使用することで、より負担の少ない検査を短時間で受診者の皆さんに受けていただくことが可能になりました

【Dr.インタビュー】院長:松川 正明 先生
病気は発症する前に、そして自覚症状が出る前に発見、治療をすることが非常に重要であるため、健診・人間ドックを受けていただくことにより病気の早期発見をし、早期に治療を開始する予防医療の推進をしております。そして、新しくなった健診センターでは、アメニティーなどをアップグレードすることで皆さんにより心地よく、リラックスした環境で健診を受けていただけるよう、スタッフ一同誠心誠意努めております。

  • 先生のお名前と普段医師として心がけていることについてお話をお聞かせください。

    あそか病院、院長の松川正明と申します。医師として健診業務に携わる中で、とにかく皆さんのおっしゃることに耳を傾け、丁寧にお話を聞かせていただくことを日頃から心がけております。健診を受けられる方は基本的に健康な方なので、中には、もしかしたら何か病気が発見されるのではないかなど心配をされている方もいらっしゃいます。そのため、丁寧にお話をお聞きすることで皆さんの心配を和らげることができればと思っています。

  • 院内設備に関して、特にこだわっているポイントなどがありましたら教えてください。

    CTを新しくしまして、128列のものを導入いたしました。そのため、新しく導入したCTを使った診断に関しては、今後発展していくと思います。また、当院では内視鏡に関してもこだわって導入しておりますので、皆さんにはぜひ定期的に内視鏡検査を受けていただき、がんなどの病気をできるだけ早期に発見することで健康な身体を維持していただければと思っております。

  • CTの列が増えていくことは、どのようなメリットがあるのでしょうか?

    CT装置では、列数が多くなればなるほど、広い範囲で短時間にものすごく詳細な撮影ができるということになります。心臓を例に出しますと、心臓は1秒間に60回近く振動しており、今までは撮影が難しいといったこともありましたが、128列のCT装置になりますと心臓の振動も関係なくきれいな写真が撮ることが可能です。また、検査が短時間で終わるため、受診者の検査時の負担を軽減し、検査の待ち時間の緩和にもつながるという利点もあります。

  • こだわって導入して医療機器や使用頻度が高い医療機器について詳しく教えてください。

    当院で、こだわって導入したものはCTと内視鏡になります。当院では、上部と下部の内視鏡検査は常に行っておりまして、受診者の皆さんの、身体への負担軽減を考え、経鼻内視鏡の導入も近々行う予定です。使用頻度が高い医療機器は、血液検査や尿検査などの一般的な検査が多く、次いでレントゲン撮影になりますが、その種類は多様で、一般撮影とCT、MRになります。

  • あそか病院で掲げられている理念についてお話をお聞かせください。

    当院は、関東大震災発生時に救護施設として始まり、当時から病める人の母となり友となって、施療とともに受診者の皆さんの苦痛を和らげるということを理念としております。また最近、医療グループに入りまして、そのグループでは、平等医療といって誰にでも同じように医療を提供するということを理念としておりますので、この二つの理念のもとで受診者の皆さんに喜んでいただける医療サービスを提供していきたいと思っております。

  • 健診によって病気の早期発見につながったケースなどがありましたら教えてください。

    健診で発見される大きな病気は、消化器官のがんになります。しかし、そのようながんでも健診で早期に発見し、すぐに治療を開始すれば社会復帰することも十分可能ですし、実際に多くの方が早期発見・早期治療により社会復帰を果たされています。早期発見・早期治療をするためにも皆さんには怖がらずに定期的に健診を受けていただきたいと思っております。

  • 胃がん、大腸がんを早期に発見する場合は、どのような人間ドックのコースを受ければよいのでしょうか?

    人間ドックの場合、胃がんと大腸がんを検査に関してはオプションということになっていますので、まずはオプションとして選択していただくことになります。検査の内容としては内視鏡を行うのか、レントゲンを行うかのどちらかを選んでいただいたり、血液を採取して検査をするABC検査というものがあったり、ヘリコバクター・ピロリ抗体検査を行うことにより胃がんの将来的なリスクの判断を行うことができます。

  • 予防医療の重要性について、先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    病気は、発症してしまいますと、その時点でもう病気は進展しているため、発症する前に見つけるということは非常に重要であります。そして、早期発見というのはどの分野においてもとても重要と言われていますので、定期的に健診や人間ドックなどを受けることで病気を未然に防ぐことが大事です。当院では、予防医療についてのパンフレットや案内を作成しておりますので、ぜひ参照していただければと思います。

  • 健診にかける先生の熱い想いについてお話しいただければと思います。

    先ほど申し上げましたように、早期発見する事が非常に重要であるため、ぜひとも症状がなくても、ある程度の年齢になったら1年に1回は健診などを受けて、ご自身の身体をチェックしていただくのがよろしいかと思います。検査項目によっては、毎年受ける必要がないものもありますが、血液検査など毎年受けたほうがいいものに関してはぜひ受けていただくなど、ご自身の健康に気を遣っていただければと思っております。

  • 健診施設が新しくなったとお聞きしましたが、詳しくお話をお聞かせください。

    皆さんに落ち着いた環境でよりリラックスして、ゆったりとした気持ちで健診を受けていただけるようにと、2017年の10月から健診センターが移転になり、新しい環境で健診を受けていただけるようになりました。また、アメニティーも以前のものをアップグレードし、さらに良くなりましたので皆さんにぜひ利用していただき、ご自身の健康をチェックしてこれからも健康を維持していただければありがたいと思っております。

  • 今後、どのような医療施設にしていきたいとお考えでいらっしゃいますか?

    地域密着型の医療施設として、受診者の皆さんが生涯健康で過ごせるサポートができるように、個々人に合わせた医療サービスを提供したいと考えています。当院は、地域の医療機関であるため、近隣の医療機関や大学病院と医療提携をしておりますが、これからも受診者の皆さんへ、より新しく、より良い医療の提供ができるように病院機能の向上を目指し、スタッフ一同さらに優しい病院作りに努めていきたいと思っております。

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